【偏差値UP】数学で分からない問題が出てきた時の対処法3ステップ
Ryoです。
- 数学でいつまでも解けない問題がある
- 数学で分からない問題が出て来ると投げ出してしまう
- 数学の成績で伸び悩んでいる
本記事では、このような方に向けて、数学で分からない問題が出てきた時の偏差値UPに繋がる対処法を紹介していきます。
これは実際に筆者が取り入れてから、模試で数学の偏差値が60を切ることが無くなった方法です。
3つのステップで誰でも試しやすい方法となっているため、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
数学で分からない問題が出た時、実は偏差値を上げる大チャンス
数学に限った話ではないと思いますが、せっかく問題を解いていて分からない問題が出てくると、ペンが止まってやる気も失ってしまいませんか?
ですが、実はその瞬間こそが偏差値を上げるチャンスであり、その問題にどう向き合うかどうかで、そのチャンスを掴めるのか、逃してしまうのか左右されます。
問題が解けるということも素晴らしいですが、特にテストや受験など、より高い点数を取るべき試験を控えている場合は、普段の勉強ではたくさん間違え、分からない問題にぶつかり、それを投げ出さずに克服して欲しいものです。
数学で分からない問題が出た時の対処法3ステップ
まず、これから紹介する3ステップですが、ステップ①は以下の2つのパターンに分かれます。
パターン1:詳しい解説がある場合
パターン2:詳しい解説がない場合
主に、パターン1は解答に詳しい解説が付いている問題、パターン2は解答に詳しい解説が書いていない問題や模試の問題になります。
①解説あり:解説を写し、その数がどこから出てきたのかを考える
解答に途中式や考え方が詳しく書いてある場合は、まずはそれを熟読し、ノートなどに書き写しましょう。
熟読した時点でその途中式や考え方になる理由が理解できれば、②に進んでも構いません。
ですが、解説を見ても「なぜその途中式が出て来るのか分からない」という場合には、1つずつその数がどこから何故出てきたのかを考えて書き込んでいきましょう。
①解説なし:似ている例題を探して解説と一緒に解いていく
教科書や参考書から、分からない問題に似ている例題を探してみましょう。
似ている問題が教科書や参考書に載っていない場合は、解説が詳しく書いてある問題集の解答や、インターネットで検索した問題でも構いません。
分からなかった問題のどの部分が例題のどの部分に対応しているかを考え、それが分かったら、解説の式や考え方に分からなかった問題を当てはめて解き進めてみましょう。
<分からない問題>
<似ている例題>
それでも分からない部分があったら
もし解説を読んだり例題と一緒に解き進めたりしていく中で、「なぜこうなるのか分からない」「この数字はどこから来たの?」などの疑問が出て考えても納得できない場合は、それ以前の公式や基礎となる考え方がまだ定着していない可能性が高いです。
その場合は、その単元の基礎の部分から振り返り、どこでつまずいているのか確認しましょう。
②類題を探して解く
続いて、教科書の演習問題や問題集から分からなかった問題の類題を探していきます。
先ほどは例題で、教科書や参考書内に解き方や考え方が詳しく載っている問題でしたが、ここで扱う類題とは、通常のヒントが何も書いていない問題のことです。
解説がなくとも先ほどの例題の考え方を用いて自力て解くことが出来るかどうかを確かめます。
ここで問題なく解けたら次のステップへ、まだ理解が曖昧であれば1の例題に戻って確認をしてから再び類題に挑戦してください。
③分からなかった問題と②で扱った類題を解き直す
分からなかった問題と、2で扱った問題を解き直してみましょう。
解き直しのタイミングは、2が終わった翌日以降3日以内がおすすめです。
2を終えた直後にやって解き直しが出来てもそれは完全に身についたとは言い難いですし、かといって1週間以上経ってしまうと振り出しに戻ってしまう可能性が高いからです。
分からなかった問題だけを解き直すのはあり?
当サイトの他の記事でも間違えた問題の解き直しを強くおすすめしています。
さらに問題集も、色々なものに手を出すより1冊を極めることを推奨しています。
ですが、数学は公式などで多少暗記の要素があるとはいえ、実際はそれを活用して問題を解いていくことの方が重要です。
そのため、他の科目に比べると、その問題を何度も解き直すことよりも、その問題の類題も解けるかどうかに重きを置いた方が、実際のテストや模試の得点源になります。
より多くの類題をやれという訳ではありませんが、最低でも2問ほどは類題を探し、分からなかった問題とその類題も含めて解き直しで再確認することをおすすめします。
逆にいえば、ここで問題なく自力で正解出来ていれば、その手の問題の解き方はきちんと身についたと言って良いでしょう。
まとめ
- 解説を写し、その数がどこから出てきたのかを考える or 似ている例題を探して解説と一緒に解いていく
- 類題を探して解く
- 分からなかった問題と2で扱った類題を解き直す
冒頭でもお伝えした通り、数学で分からない問題が出てきた時というのは、偏差値UPの最大のチャンスです。
ここで投げ出してしまうのか、しっかり解けるようにするかが、そのチャンスを掴めるかどうかの分かれ目になります。
本記事を読んでいただいた数学の偏差値を上げたいという方には、ぜひ分からない問題をしっかり対処してチャンスをものにして欲しいと思います。