効率が爆上がりした勉強方法7選

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Ryoです。

  • 勉強しているのに成績が上がらない
  • 勉強する時間がない

本記事では、このような悩みを持っている方に向けて、勉強の効率を上げる方法を実体験をもとに7つ紹介します。

全て筆者が効率を求めて様々な勉強方法を試していく上で気がついたこと、最も効果があった方法です。

今日から始められるように、その方法で効率が上がる仕組みまで納得出来るように詳しく解説していくため、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

目次

効率が爆上がりした勉強方法7選

寝る前に暗記し、起床後に復習

「寝る前に暗記すると良い」というのを聞いたことがある方は多いかもしれません。

「寝る前に暗記したものは記憶として定着しやすい」というのは科学的にも証明されているため、確かに効果はあるでしょう。

しかし、人間誰しもが寝る前に勉強したからといって、その内容がいつまでも記憶に定着するわけではありません。

それが出来るなら、きっと勉強で苦労はしないでしょう。

自分自身、実際に寝る前に暗記をしてみても、結果はあまり感じられない時期がありました。

もちろんやらないよりはやった方が良いですが、寝る前に暗記をしたという事実に安堵してしまい、そこでその内容の勉強は終わった気になっていませんか?

過去の自分も、結果を感じられていなかった時期はそうでした。

いくら寝る前に暗記したとしても、その内容を次に使うのが数日後、数週間後となれば、徐々に記憶から薄れて振り出しに戻っていくものです。

ましてや日々新しい情報が入って来るわけですから、数週間前に覚えた内容の全てをずっと暗記しておくことは不可能です。

でも、「かけ算の九九」や「apple=りんご」など、既に記憶に定着している内容もありますよね?

それらはきっと、毎日とまではいかずとも、定期的にどこかで使っていて、何度も思い出して来たから身についたものでしょう。

そこで、せっかく寝る前に暗記したのなら、それを無駄にしないためには、それを忘れてしまう前に復習をして、自分のものにしてしまえば良いと考えました。

1日の中で色々な教科の授業を受けたり問題を解いたりすると思いますが、その日の終わりに、教科に関係なく、その日学んだ中でも特に重要な部分や苦手意識のある部分をまとめて見直す時間を確保しましょう。

そして、それを翌日に復習します。

おすすめは起床後です。

起床後と言っても、目が覚めたらすぐに机に向かえという意味ではなく、正しくはその日新しい内容が入って来る前に前日の復習をするということです。

基本的に、授業では新しい内容に進んでいきますよね?

だから、1時間目の授業が始まってしまう前に、前日までの内容を理解しておく必要があります。

ここでの復習は、理想は机に向かって実際に問題を解くことですが、大切なのは思い出そうとすることと、起床後の復習を習慣化することです。

そのため、覚えが悪かったり小テストを控えている場合は実際に書いてみた方が安心ですが、普段は一問一答形式でプリントや問題集の答えを隠して思い出したり、問題は何も見ずに頭の中で語句とその意味を思い出すだけでも、十分効果的です。

タイミングとしては、学校に早めに登校してその時間に復習するなど、自分の中で継続しすい前日の復習ルーティンのようなものを見つけることをおすすめします。

電車やバスで通学している場合は、通学中の復習も良いでしょう。

混雑時や公共の場で参考書やプリントを広げるのは抵抗がある方でも、例えばスマホで写真を撮ってそれを見る、スマホにメモをしておくなど、工夫のしようはいくらでもあります。

隙間時間を活用

これは先ほどの内容を例に挙げると、通学時間や朝の時間を活用して前日の復習をするということです。

他にも、学校や塾の休み時間、寝る前にスマホを見ている時間など、今の自分の生活の中から5分でも10分でも勉強に回せる時間を考えてみてください。

勉強時間としてまとまった時間を確保することも大切ですが、ちょっとした時間に取り組める課題は本当に残っていませんか?

自分は、学校の授業の振り返りカードのような提出物や宿題(教科書の例題数問、漢字プリント、のような簡易的なもの)は、家に持ち帰らず休み時間に片付けると決めてから、学校外では自習に集中出来る状態を作ることが出来て勉強の効率が上がりました。

また、家で取り組もうとするとダラダラと時間を使って考えてしまいがちですが、休み時間という限られた時間に取り組むことで集中することが出来、総合的に見ても提出物に割く時間が少なくなったと感じています。

特に毎週決まって提出する必要がある提出物を学校でやると決めたことは、期限間近に焦ってやらなければならないという状況に陥ることも、臨時で提出物が出た時にタスク管理が難しくなることも無くなり効果的でした。

スマホに意識を向けない工夫をする

「スマホ=誘惑」と捉えられてしまいがちですが、個人的にはそこまで必ずしも悪影響を与えるものではないと感じています。

英語のリスニング音声を聴く、映像授業を視聴する、志望校の情報を収集するなど、使い方によってはむしろ勉強に効果的であるとも考えられます。

スマホが勉強に悪影響を及ぼしてしまうのは、スマホに入っている勉強に無関係のアプリや通知に意識を取られてしまうからではないでしょうか。

極論、物理的にはスマホが目の前にあっても、意識は勉強に集中出来ていれば良いと思うのです。

スマホに限らず、ゲームや漫画、小説、周囲の環境だって、意識がそっちに向いてしまうならそれは誘惑となります。

「テスト期間が終わるまでスマホは禁止」のように制限するのもひとつの手であると思いますが、禁止してしまうとかえって気になってストレスになってしまうケースが多いです。

また、それに代わる他のものに気を取られてしまっては意味がありません。

さらに、学校からの連絡がスマホに届く場合、時間を制限するならまだしも、完全に禁止するというのはおすすめ出来ません。

そこで、スマホを禁止するのではなく、スマホに意識を向けない工夫をするということが最善の結論に至りました。

スマホに意識を向けない具体的な工夫としては、以下のようなことが挙げられます。

精神論になってしまいますが、スマホを使って映像授業を視聴しているのであれば、その時間はスマホではなく「授業」に意識を向けるようにしましょう。

そうでなければ、映像授業を受けている意味がありません。

どうしても難しい場合は、誘惑となっているアプリをアンインストールする、他のアプリが入っていないパソコンやタブレットを使用するなどの工夫をしてみましょう。

このように、自分のスマホの使用状況に応じて工夫をしてみてください。

問題集に直接答えを書き込まない

この後紹介する方法に繋がる内容ではありますが、問題集というのは何度も繰り返し使うものです。

そのため、直接答えを書き込んでしまうと、解き直しの際に毎回答えを隠す必要が出てきてしまいます。

そこで、学校のワークなどで提出が必要な場合は直接書かなければならない場合がほとんどだと思いますが、自分で購入した問題集などをやる場合は、答えを書き込まずにノートに解くことをおすすめします。

その分、目印やポイントなどはどんどん書き込んで大丈夫です。

自分は、間違えた問題やテストに出そうな問題の印と問題文へのマークは直接書き込み、間違えた原因やポイントは付箋に書いて貼るようにしています。

間違えた問題の解き直しを怠らない

テストはもちろん正解が多ければ多いほど良いですが、普段の自習は、実はそうとは限りません。

問題集をやる時、1問でも多く正解することよりも、間違えた問題を解けるようになることに重きをおいて欲しいです。

自分の得意な問題や既に理解している問題の方がスラスラ解けるため、気も進むし達成感もあると思います。

ですが、出来ることの再確認を繰り返していては成績というのは上がりません。

特に「勉強しているのに成績が上がらない」という場合、このように既に自分が出来ることを勉強している可能性が高いです。

もちろん問題をつまずかずに解けることは素晴らしいことですが、本当に成績が上がる時というのは、つまずいてしまった問題を自力で解けるようになった時です。

間違えた問題を解き直すというのは、既に正解した問題を解き直すよりも苦痛なものでしょう。

もちろん既に解ける問題であろうとやった方が良いというのは確かですが、成績を上げるという観点からすると、この解き直しを怠って既に解ける問題ばかり取り組むのは効率が良いとは言えません。

せっかく問題を解いて罰がつくと落胆してしまう気持ちも分かりますが、それがテスト本番ではなく普段の勉強であれば、むしろ成績を上げるチャンスだと捉えて解き直しまで頑張ってみてください。

初めはキツイと感じるかもしれませんが、それでも毎回間違えた問題の解き直しをしていると、ふと新しい問題やテスト本番で効果を感じる瞬間が訪れます。

自分自身、この効果を感じる瞬間の感覚は主に2パターンありました。

1つは「これはあの時何度も解いた問題だ!」という、まさに解き直しをして解けるようになった問題と同じタイプの問題が出題されるパターンです。

そしてもう1つは「以前ならこんな問題解けていないはずなのに、いつから解けるようになったんだろう」というパターンです。

これは応用問題などに多く、以前きちんと理解出来ていないがために応用出来なかったが、その内容が解き直しによりしっかり定着したことで応用問題に活用することが出来るようになったパターンだと考えています。

間違えた問題に印をつける

先ほど「解き直しを怠らない」ということをお伝えしましたが、それを効率化させるために、間違えた問題に分かりやすい印をつけることをやってみて欲しいです。

例として自分は、間違えてしまった問題の番号の横に赤ペンで「×」をつけ、また間違えてしまったらさらにその横に「×」を加えています。

問題集のそのページを一目見ただけで、どこでよく間違えてしまうのか、どこを解き直せば良いかが分かります。

ちなみに「×」が1つもついていない問題というのは、何度も解き直す必要はありません。

その代わり、正解していてもきちんと理解できていない、つまり偶然正解してしまった問題にも印をつけて、しっかり理解出来るまで解き直すようにしましょう。

問題集は1冊を反復

書店やネットには数え切れない程の問題集があるため、「あれもやった方が良いのでは?」と色々な問題集に手を出したくなってしまいますよね。

そもそも新しい問題集というのは何故かやる気も上がるため、欲しくなってしまう気持ちも分かります。

ですが、実際に色々な問題集を購入してあらゆる勉強方法を試した結果、問題集を1周して新しいものに進むより、その1冊を反復した方が効果的であるということを体感しました。

以前は問題集を1冊終えたらすぐ新しい問題集に移り、終えた問題集はしまい込んでしまいほとんど見直さないというのが基本でした。

ですが、学校の理科の先生に定期テストの対策について質問してみると、「自分で買った問題集でも良いけど、学校のワークを3周やると良い」「もし買うならこれがおすすめ」と1冊の問題集を教えていただきました。

これまで色々な問題集をやればやるほど多くの形式の問題に触れられて効果的だと思い込んでいましたが、その日から問題集は1周で終わりではないという意識が芽生え、勉強方法も変わっていきました。

その次の定期テストの際、テスト勉強で理科のワークを3周、先生に教えていただいた問題集を3周でテストに臨みました。

裏話

運が良かったのかもしれませんが、その定期テストでは先生に教えていただいた問題集の中から1問、そっくりそのまま出題されました。

すると、結果は前回よりも20点近く上がり、定期テスト以外の普段の授業や小テストでも、勉強の成果を発揮できる場面が増えていきました。

それ以降、問題集は最低3周というのが自分の中で定着しています。

問題集は1回の使い切りではなく、ボロボロになるまで何度も使っていく相棒のようなものです。

問題集を1冊終えるというのはその問題集の内容を完璧にすることであり、そこまでやり込んだ上でさらにレベルの高い問題集を購入し、それもまた何周もやり込んでいくというのが、成績を上げる上でとても効果的な問題集のやり方だと感じています。

まとめ

本記事では、勉強の効率が爆上がりする方法として以下の7つを紹介しました。

勉強の効率が上がると、より勉強の成果を感じやすくなり、勉強のモチベーションも高まります。

ぜひ現在の自分の生活や勉強のやり方に取り入れられそうなものから試して、効果を体感していただけたら嬉しいです。

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